Reverend Wright

今週は民主党の大統領候補Obama氏の元指導者とされるRev.Wrightの行ったスピーチの話題で持ちきりでした。なんといっても異人種、異文化、異宗教の入り混じったこのアメリカを統一することができるリーダーという人物像が売りのObama氏に反して、Rev. Wrightの行ったスピーチはアメリカ政府に対する怒りと憎悪に満ちたもので、Obama氏が国民に送り続けてきたメッセージとは正反対のものでした。私にはRev.が何故このようなスピーチをこのタイミングでしたのか不思議でした。私は知りませんでしたが、彼は黒人教会の中では高い位置にいてかなりの影響力を持った人物です。もちろん黒人の人権運動にも深く関わっています。そんな人物がどうして初の黒人大統領の誕生を阻むような行動に出るのでしょうか?しかも自分が20年も指導してきた師弟です。普通に考えればここは論争を始めるときではありません。ある新聞記事では彼はクリントンを応援してるのではないかと皮肉っていましたが、本当にそう思いたくなるほどです。
そんなことを疑問に思っていたところこんなコメントを読みました。Rev. WrightはObama氏に当選して欲しくないのです。Rev. Wrightは黒人を大統領に選出するアメリカなど望んでいません。彼が若かった頃のアメリカは人種差別に満ちていました。そんな国を攻撃することで彼は今の地位を築きました。彼にとってアメリカ(政府)は黒人の敵であり、その構図が崩れてしまうと彼の憎しみは行く先を失ってしまうのです。黒人を取り巻く環境はこの40年でかなりの進歩を遂げました。まだまだ平等というにはほど遠い状況ですが、それでも環境は大分改善されてきています。Obama氏が大統領になればさらに改善されることでしょう。そんな将来を求めていない人間が指導者であって良いわけがありません。Rev. Wrightのみでなく黒人のリーダーとされる人物には未来よりも過去に焦点を当てて議論をしている人が少なくありません。Obama氏は水曜日にRev. Wrightと決別することを発表しました。20年に渡る指導者を失ったObama氏ですが、そうすることで彼が国民に送るメッセージはより明白になり、これからの指導者があるべき姿を示してくれたと感じました。

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